帰全山公園（長岡郡本山町）

　帰全山公園は、本山の町側から吉野川を渡ったところにあります。

　帰全山の名称は、江戸時代前期の儒者、山崎闇斎（やまさきあんさい）が中国の古典から
「父母全うしてこれを生み、子全うしてこれを帰す、孝と謂うべし」という言葉を引用して作った
萬の墓誌銘に由来しているとのことです。

　写真を掲載していませんが公園のほぼ中央に兼山廟があります。
　また、この公園のシャクナゲも有名です。この写真は、携帯電話のカメラで写したものです。

地図　→　

数々の土木工事を指揮した事で有名な1000石の土佐藩領主、野中兼山の銅像


　
（左）野中兼山母堂、「秋田萬」の墓碑。埋葬は、儒教の教えに従い土葬とのことです。
（右）野中兼山の長女、「順」の墓碑



野中兼山生母（秋田萬）の解説
兼山の母（萬）は33才の時に夫（野中良明）が病死、以後、兼山を立派に育てた。


(H19.2.6)