その壇上伽藍のほぼ中央に、高くそびえ建っているのが根本大塔です。
根本大塔は、これまでに幾度となく落雷により焼失する被害を被ってきており、
現在の大塔は高さ48.5ｍ、四方各25ｍ、過去の記録をもとに再建されたもので、
着工から６年後の昭和12年に完成しています。
主尊は、胎蔵界大日如来（たいぞうかいだいにちにょらい）で、
その四方に金剛界の阿
（あしゅく）・宝生（ほうしょう）・無量寿（むりょうじゅ）・不空成就（ふくうじょうじゅ）の四仏が配されています。
本殿部分の16本の柱には、日本画家の堂本印象（どうもといんしょう、1891～1975）による
金剛界十六大菩薩（ぼさつ）が描かれています。 入場料は、２００円です。
場所、和歌山県伊都郡高野町高野山壇上伽藍
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