ごまさんスカイタワー(和歌山県)


「ごまさんスカイタワー」は、高野龍神スカイラインスカイラインのほぼ中間どころ、
高野山から約29km、龍神温泉から約20km)のところにあります。

ごまさんという名前は、すぐ近くに護摩壇山(1372m)があることから付けられており、
タワーの形状は、その昔にその護摩壇山で平家の平維盛が護摩を焚いて運命を占ったことにちなんで、
護摩木を積み上げた形にしているそうです。

(参考、高野龍神スカイラインは、霊峰高野山のある高野町と龍神村を結ぶ全長42.7kmの道路で、
高野龍神国定公園内の山々の稜線を走っています。現在、通行料は無料です。)

場所、和歌山県田辺市龍神村龍神   

 
高野山から約45分、「ごまさんスカイタワー」に到着


 
(左)、1階はみやげ物売場、2階がレストランでキジ料理が好評と書かれていました。

(右)、高さ33mのタワーは、展望塔になっています。(一部、工事中でした。)


 
展望塔への入口(300円)          展望塔の標高です。


 
展望塔からの眺め、お天気がいい日には四国の山々が見えるそうです。


 
(左)、テレビ望遠鏡(200円)。 これなら、みんなで見ることができます。

(右)、護摩壇山の説明

  護 摩 壇 山
 その昔、屋島の合戦から逃れて来た平維盛は、この山のふもとで恋人お万とかくれ住んでいた。
 ある日、山頂に登り護摩を焚き、平氏勝利を得るならばこの煙を天へ上げ給へ。 もし不運にして敗るならばこの煙を地に下し給いて我が家の運命を知らせ給へと運を占ったが、煙は地に下っていった。
 これを見て維盛は、平家の繁栄は覚来ないと思い煙の流れる西方に落ちのびていった。
 この護摩を焚いた故事により護摩壇山と名づけられた。       龍 神 村


(H21.11.21)