桑名名物、安永餅（やすながもち、三重県桑名市桑栄町）

株式会社永餅屋老舗が商標登録しているお菓子「桑名名物、安永餅（やすながもち）」です。
現在、元祖安永餅の店主は、十一代目となっています。　この度は、桑名駅前の桑栄メイト支店で購入しました。

場所、三重県桑名市桑栄町、桑栄メイト内　　

　
安永餅、１０個入り

安永餅は、細長い形をしたお餅で、鉄板の上で両面が焼かれ、うっすらときつね色になっています。
中にはあんが入っていますが、あまり甘くなくて上品なお味です。


　
安永餅と安永餅のしおり

しおりには次のことが書かれていました。「生菓子ですので、二日以内にお召し上がりください。」
安永餅のいわれについては、江戸時代、桑名の殿様松平樂翁公が
非常時の食糧として焼き餅を考えられたことが始まりで、元祖永餅屋ではこれまで改良を重ねてきています。
桑名は、東海道やお伊勢参りなどで往来が豊かであり、多くの旅人などから愛され、
桑名の名物菓子となっています。また、安永餅は、「ともち」とか「牛の下もち」などとも呼ばれているようです。


(H21.8.2)