六華苑B、洋館(三重県桑名市)

六華苑は、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。

洋館は、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による
4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの洋館で、大規模な和館が接続されています。

洋館は全体的にシンプルなデザインになっていますが、圧倒的な存在感を持つ4階の塔屋が印象的です。
ベランダとサンルームのデザイン、各室の暖炉など、細部までの配慮が見所です。
(桑名市教育委員会発行、六華苑パンフレットより引用)

洋館及び和館は平成9年に国の重要文化財に指定されています。

場所、三重県桑名市大字桑名663番の5  TEL 0594-24-4466  

    
六華苑の洋館、4階建ての円形の塔屋が印象的です。


 
手前は洋館、奥は和館               洋館の床下換気口部の家紋、「違い鷹の羽」


 
(左)、洋館の玄関部、ここで近く映画撮影が行われるとのことで、この日は資機材の搬入中でした。
(右)、塔屋の部分


 
洗面、トイレ                    暖炉


 
(左)、「ゲームテーブル」と「バルンバックテーブル」
(右)、「書斎デスク(イギリス製)」と「デスクチェヤー(デンマーク製)」、書斎デスクの上部は革張り


 
窓からの眺め、六華苑入口方向と洋館南側の庭園・池の方向


(H21.8.2)