湯立交差点から県道248号で高越山（こうつやま）方向に向かって走っていると
川田川に掛かる高越橋があり、橋を渡ってすぐの所を左折して、急な坂を下るとふいご温泉です。
ふいご温泉の名前の由来については、明治の頃、この場所から約100ｍほど上流の左岸に
名越鉱山（なごしこうざん）があり、良質の斑銅鋼（はんどうこう）が産出されたそうです。
精錬は、対岸で鞴（ふいご）を使用して人力で行われていたことによるもののようです。
温泉水は、鉱山跡から湧き出たもので各イオン成分が多く、冬は体の芯から温まることが出来るそうです。
また、浴槽からは川田川に流れ落ちる滝などの渓谷美が楽しめます。
入浴が可能な時間は、午前６時〜８時３０分と午前１０時〜午後１０時３０分の間です。
サウナもあり、入浴料は大人500円でした。
場所、徳島県吉野川市山川町久宗31-1 TEL 088-42-4700
ふいご温泉の玄関先、上部は高越橋 ふいご温泉の入口
（左）、ロビーからの滝の様子、浴槽からもほぼ同じ景色です。
（右）、ふいご温泉の成分表、泉質は、単純冷鉱泉、やや茶色い感じ。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などです。
玄関前の案内板
(H22.5.22)
