安芸市商工観光水産課のホームページによると、
「明治２０年頃、この地の地主だった畠中源馬氏が、１０歳の頃に父に買ってもらった
アメリカ製の八角時計を、分解しては組み立てて構造を理解し、
すべての部品から手作りで作りあげた。 以来、１２０年にわたって時を刻み続ました。
現在は、観光シーズンやイベント時などに所有者のご協力を得て動かしていただいています。」
と書かれていました。
この時計は、長きにわたり亘り正確な時間を付近で農作業をする人達に告げたことから、
「野良時計（のらどけい）」という愛称で呼ばれており、
平成８年には国の登録有形文化財として指定されています。
場所、高知県安芸市土居
