氷室の里（高知県吾川郡いの町）

よさこい峠から、県道40号、石鎚公園線を下ってくると、
源流に近い吉野川の脇に「氷室の里」と刻まれた石碑があります。

この石碑は2000年７月に氷室まつり実行委員会が建立したもので、
氷室や氷室まつりに纏わることが刻まれていました。

氷室まつりとは、貯蔵していた氷を土佐藩主に献上することを再現するおまつりで、
厳冬の２月に、この上の手箱山（1806.2m）山中の氷室に氷を貯蔵しておき、
夏の７月にその氷を取り出すという、歴史に基づくイベントが行われています。
取り出した氷は、今は殿様ではなく、県知事さんにを献上しているそうです。

なお、この場所のすぐ隣は、「大瀧の滝」の展望所となっています。

場所、高知県吾川郡いの町秋切（寺川？）　　　

　
「氷室の里」の石碑　　　　　　　　　手箱山と、手箱山の氷室番所跡を案内



「氷室の里」の石碑に刻まれた氷室に関する説明


(H21.10.12)